ゆーへーです(@u_hey3185)
先日、猟銃免許の筆記試験に再挑戦しました。
結果は合格です。
去年1度落ちているので、リベンジ達成です。
筆記試験に不合格だったときのことも記事にしています。
参考になると思うので、ぜひ読んでみてください。
猟銃等講習会の試験に落ちました。難しい?合格率は?【経験者が解説】
本記事では、ボクの体験を基に
・猟銃免許試験の合格率
・どんな問題が出たか
・注意すべきポイント
を解説しています。
もしアナタがまだ受けたことないのであれば、必ず参考になると思います。
※本記事は山形県の猟銃免許試験を例に書いています。
そのため、他の都道府県とは内容がちがうこともありますので、ご了承ください。
■ボクが受けた試験の合格率
受験者数:40人
合格者 :25人
合格率は62.5%でした。
前回受けた試験の合格率は55%。
なので、合格率だけを考えれば上がってはいます。
でもやっぱり4割弱の人は落ちているので、しっかり勉強していかないと確実に落ちると思います。
ちなみにボクの点数は47点。(45点以上が合格。)
今回は正直、試験が終わったときに、
『満点いったんじゃないか!?』と思えるぐらいの会心の出来でした。
が、さすがにそれはムリでした…w
■どんな問題が出たか。
あいも変わらず、引っかけ問題は多いです。
でも今回の試験でもっと感じたことは、
1問ごとの問題文が長すぎるということ。
短くても3行。長いと7〜8行って感じ。
1、2行ほどの短い問題文なんて1問も出てこなかったです。
その3〜7行の問題文の中に⭕️っぽい内容と❌っぽい内容が入り組んでいるような感じ。
たとえば、こんな問題。
「有害鳥獣駆除」とは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく鳥獣の管理の目的での鳥獣の捕獲等をすることをいう。
答えは⭕️ですが、
こんな短い問題文なんて出題されなかったです。
実際はこんな感じ。
「有害鳥獣駆除」とは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく鳥獣の管理の目的での鳥獣の捕獲等をする場合と同法に基づかない有害水産動物の駆除や駆逐をする場合の二つを総称していいます。また、「標的射撃」とは、公安委員会が指定した射撃場において、クレー射撃・ライフル射撃・空気銃射撃等をすることをいい、「年少射撃資格者の指導」とは、都道府県教育委員会が指定した射撃場において、年少射撃資格者に対して標的射撃の指導をすることをいいます。
とにかく問題文が長い。
スマホだと横幅がないので特に長く感じるかもしれませんが、実際のテストだとこれぐらいの文章が出ました。
そして、⭕️か❌かを判断しなければいけない箇所がいくつもある。
この問題の答えは❌です。
正解はコチラ。
「有害鳥獣駆除」とは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく鳥獣の管理の目的での鳥獣の捕獲等をする場合と同法に基づかない有害水産動物の駆除や駆逐をする場合の二つを総称していいます。また、「標的射撃」とは、公安委員会が指定した射撃場において、クレー射撃・ライフル射撃・空気銃射撃等をすることをいい、「年少射撃資格者の指導」とは、公安委員会が指定した射撃場において、年少射撃資格者に対して標的射撃の指導をすることをいいます。
下から2行目の『都道府県教育委員会』を『公安委員会』にすればこの問題は⭕️になります。
どうですか?むずかしくないですか?
こんな問題が50問続きます。
■注意すべきポイント
講習の合間に勉強する時間は設けられない
講習は9時〜15時までミッチリあって、その後すぐにテストに入ります。
なので、講習の合間に勉強する時間なんて設けられません。
ですが、講習時に習ったことは間違いなくテストに出ます。
講習日当日に勉強できる時間といえば、
1時間ごとに5〜10分あるトイレ休憩と昼休み(1時間)ぐらいなもんです。
その限られた短い時間のなかで、その日の復習をしなければなりません。
なので、マーカーペンなどを持っていって、空いた時間ですぐに復習できるような工夫をした方がいいと思います。
最大の敵は睡魔
まず、大のオトナが丸一日座学することがもう厳しいんですよ。
思い出してみてください。
車の免許更新のときにある違反者講習。
たったの2時間なのにめちゃくちゃ眠くなるじゃないですか。
なのに、この講習会は丸一日。
そして、講習の最後にテストがあるという最悪なスケジュール。
ほんとにキツイです。
ですが……頑張って耐えてください。
ちなみにボクは講習中にすこしでも眠くならないようにと思って、前乗りして車中泊しました。
試験会場が家から1時間半〜2時間ほどかかる場所だったので、朝早起きして行くよりはいいなと思ったからです。
前乗りしたほうがイイとは言いませんが、
自分なりに何かしらの眠気対策はしていくべきだと思います。
勉強していかなきゃ不合格間違いなし
勉強していかないと確実に不合格になります。
いかに、当日の講習内容をバッチリ頭に叩き込んで本番に臨んだとしてもそれは同じです。
それだけテストはむずかしいですし、
当日の講習内容以外のところももちろんたくさん出題されます。
ボクは前回の試験前(2021年8月)にAmazonで問題集を買って、だいたい20時間ぐらいは勉強しました。
っで、不合格です。
今回はネットで見つけた問題集を一冊買い足して(Amazonには売ってない)、もっともっと問題に多く触れるように勉強しました。
そして、合格できました。
参考までにボクが買った問題集を載せときます。
もう一冊がこちら。
2冊買ったとしても4,000円弱です。
猟銃免許試験は1回受けるごとに受講費6,900円がかかるので、それに比べれば安いですよね。
落ちて、再度受けて、また落ちて、またまた受けて…
と繰り返すぐらいならパッと買って、バーっと勉強して一発で合格するほうが時間もお金も手間もかからなくてイイですよ。
『鉄砲の試験なんて、当日の講習をちゃんと聞いてれば合格するよ。』
なんて、ボク自身もマタギの諸先輩方みんなに言われてました。
でもそれはあくまでも昔の話です。
いまは全くそんなことないですし、警察の銃担当の方も最近は半数近くが不合格になるとおっしゃってました。
たぶん犯罪抑制のためにもワザとむずかしくしているんだと思います。
なので、周りの意見には振り回されず、
めちゃくちゃ勉強して自分だけはさっさと合格しちゃいましょう。
きっと自分の鉄砲を持って山に行くのは最高に楽しいです。
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