ゆーへーです。(@u_hey3185)
ボクは今年(令和3年度)第一種狩猟免許に合格しました。
ボクの実際の申込み方法・かかった費用・必要だった書類はコチラです。
■狩猟免許の初心者講習会
・申込み方法:先輩猟師に手渡し
・費用 :5,000円
・必要書類 :申込み用紙のみ
■狩猟免許試験
・申込み方法:郵送
・費用 :7,000円(切手代は割愛)
・費用の内訳:⑴収入証紙5,200円
⑵写真代800円
⑶医師の診断書代1,000円
・必要書類 :①狩猟免許申請書
②写真(3.0cm × 2.4cm)
③県の収入証紙
④医師の診断書
⑤受験票送付用の返信封筒
(84円切手を貼付)
本記事ではボクの体験に基づき、狩猟免許の申込み方法やかかる費用・必要書類を細かく解説しています。
今後受ける方の参考になると思います。
※本記事は山形県の狩猟免許の取り方を例に書いています。
そのため、他の都道府県とは申込み方法や費用が多少ちがうこともありますので、あらかじめご了承くださいませ。
免許の種類
- 網猟免許 :網を使う猟法。
- わな猟免許 :わなを使う猟法。
- 第一種狩猟免許:散弾銃・ライフル銃
空気銃を使う猟法。 - 第二種狩猟免許:空気銃のみを使う猟法。
第一種狩猟免許を取れば、空気銃も使うことができます。
つまり、『網猟』『わな猟』『第一種』の3つの免許を取れば、すべての猟法で狩猟ができるということです。
さらに、『網』『わな』『第一種』の3つの免許は1日で受験することもできるので、のちのち必要そうだなと思うなら一気に取っちゃうのもアリです。
狩猟免許試験&初心者講習会の申込み方法・費用・必要書類。
狩猟免許を取る場合、
①狩猟免許の初心者講習会を受講する。
②狩猟免許試験を受験して合格する。
が一般的な流れかと思います。
初心者講習会にかかる費用は各都道府県によってかなり差が大きいです。
何種類の免許の講習会を受けても、テキスト代の1,500円しかかからないところもありますし、3種類の免許の講習会を受けたら2万円かかるところもあります。
反対に狩猟免許試験の費用は安定してます。
はじめて狩猟免許の試験を受ける人は、1件につき5,200円です。
すでに狩猟免許を持ってる方が、別の種類の狩猟免許試験を受ける場合は1件につき3,900円です。
以下で詳しく解説します。
■狩猟免許の初心者講習会
・申込み先 :県猟友会 or 各支部
・申込み方法 :⑴web申込み
⑵郵送
⑶手渡し
・費用 :0円 〜 1万円
(都道府県で金額差あり)
・必要書類 :申込み用紙のみ
申込み先
各支部というのは、市町村単位の猟友会ということです。
ボクは山形県小国町に住んでいるので、『小国支部』ということです。
わからないことがあれば、県庁もしくは町役場に電話して『狩猟関係のことで聞きたいことが〜』といえば教えてくれます。
【都道府県別 狩猟免許に関する問合わせ先・申請先】に各都道府県の狩猟関係の窓口が記載されてますので、ご活用ください。
申込み方法
申込み方法は各都道府県によってさまざまです。
『郵送で受講料は現金書留で送ってください』というところもあれば、
『郵送で受講料は指定の銀行に振り込み』のところもあります。
ホームページにくわしく載ってないところもあったりします。
ちなみにボクは先輩猟師の方に手渡ししました。
郵送やら振り込みやらが面倒だからです。
お金だけ持って直接、町役場で手続きしちゃうのが早いかもしれないです。
費用
各都道府県の申込み費用の差は大きいです。
ボクが住む山形県は、5,000円(テキスト代込み)ですが、お隣の新潟県の受講料は無料です。(テキスト代は別途1,600円かかります。)
東京は1万円。茨城県は8,000円と各都道府県によってかなりバラつきがあります。
それから、『網+わな』や『わな+第一種』みたいに複数免許の講習を受ける場合には、費用が変わる都道府県もあります。(変わらない都道府県もあります。)
お隣の宮城県では、
1つの免許の場合は7,000円。
2つの免許の場合は7,500円。
3つの免許の場合は8,000円と
受講する免許がひとつ増えるたびに500円ずつアップしていきます。
東京の場合だと、ひとつの免許が増えるごとに5,000円もアップしていきます。
もともとの受講料が1万円なので、仮に3つの免許を受講するとしたら2万円になります。
ハンパないですね。
これを知ってしまうと、
『え〜!そんなに金かかるなら、初心者講習会なんて受けなくてもよくない?』と思うかもしれません。
ですが、初心者講習会は必ず受けたほうがいいです。
狩猟免許試験に出るところをバッチリ教えてくれるからです。
それに、狩猟免許試験の費用には補助金が出ます。
その補助金には初心者講習会の費用も含まれています。(金額は各都道府県による。)
ボクが実際もらった金額を公開している記事がありますので、よければ読んでみてください。
さらにさらに、
初心者講習会の内容については、狩猟免許の初心者講習会ってなにやるの?【行ってきたので解説します。】を参考にしてみてください。
必要書類
初心者講習会は申込み用紙のみでOKです。
山形県の申込み用紙だとこんな感じです。
ほとんどの申込み用紙が、これよかもっとシンプルな作りです。
なので、書き方に迷うことはないと思います。
■狩猟免許試験
・申込み先 :県庁
・申込み方法:⑴web申込み
⑵郵送
⑶手渡し
・費用 : 5,200円 or 3,900円
(※詳しくは後述。)
・必要書類 :①狩猟免許申請書
②写真(3.0cm × 2.4cm)
③県の収入証紙
④医師の診断書
・必要な都道府県もある提出物
⑤受験票送付用の返信封筒
(84円切手を貼付)
⑥本人確認書類
⑦認印
申込み先
初心者講習会は猟友会が行う講習会なので猟友会に申込みますが、狩猟免許試験は違います。
狩猟免許試験は、都道府県が発行する免許となりますので県庁への申込みとなります。
申し込む『部門』や『課』は都道府県によっていろいろな名称がありますが、『○○環境部』とか『自然〇〇課』みたいなところです。
山形県で言うと、『山形県環境エネルギー部みどり自然課』というところです。
秋田県で言うと、『生活環境部 自然保護課 鳥獣保護管理班』というところになります。
申込み方法
基本的には初心者講習会と同じです。
郵送か手渡しが主な申込み方法になります。
千葉県はweb申込みもできるようです。
便利ですよね。
ちなみにボクは郵送にしました。
ボクの住む山形県小国町から県庁までは、車で1時間半ぐらいかかります。
さすがに手渡ししに行くのは面倒なので。
費用
はじめて狩猟免許試験を受ける方は、1件につき5,200円です。
たとえば、どの種類の狩猟免許も持ってない人が、『わな』と『第一種』を同時に受ける場合は、5,200 × 2 = 10,400円ということです。
すでに何かしらの狩猟免許を持っている方が、別の種類の免許試験を受ける場合は1件につき3,900円です。
たとえば、『第一種』の免許を持つ方が、『網』と『わな』の免許試験を受ける場合は、3,900 × 2 = 7,800円ということです。
必要書類
必要書類の種類も都道府県によってさまざまです。
①〜④までの書類はどの都道府県でも必要となります。
『申請書』やら『医師の診断書』の書類は県庁でもらうか、ホームページから印刷することもできます。
ボクの場合は、初心者講習会を受けたときに受講者全員に『申請書』と『医師の診断書』が配られました。
ボクはこういった書類の書き方がよくわからない人間です。
なので、県庁に電話して確認を取りながら記入しました。万が一、記入ミスがあって『受理不可』となってはイヤですからね。
大抵の人は問題ないのでしょうが、
もし、『んっ?』って思うことがあれば聞いちゃいましょう。
写真は(3.0cm×2.4cm)です。
数字が覚えづらいという方は『車の運転免許申請』に必要なサイズと覚えておけば大丈夫です。
撮った写真を申請書の右上に貼り付ければOK。
収入証紙は各市町村のいろんなところで売られています。
町役場・警察署・商店・農協・コンビニなどなど、ほんとうにさまざまです。
【〇〇町 収入証紙】で検索すれば販売所は出てきます。
収入印紙と間違えないように気をつけてください。
収入印紙もコンビニや役場で買えますので、注意が必要です。
カンタンに言うと、
収入証紙:都道府県に対して支払うお金。(運転免許更新や狩猟免許試験の手数料)
収入印紙:国に対して支払うお金。(領収書・約束手形・株券発行にかかる租税や手数料)
狩猟免許試験に必要なのは、収入証紙ですので、お間違えなく。
医師の診断書をもらうときに、なぜか病院側から断られることがあります。
ボクも1回断られました。理由はわかりません。
なので、事前に『狩猟免許を取得したいので診断書を書いて欲しい』と病院に伝えてから受診したほうがいいです。
料金は1,000円でした。
先輩猟師いわく、通常は1,500円前後はかかるみたいなので、ボクが行った病院は安かったです。
いくつか質問をされて問題なければ、すぐに診断書を書いてくれます。
必要な都道府県もある提出物
⑤〜⑦の提出物は都道府県によって必要かどうか分かれます。
確認してから用意するようにしましょう。
『封筒+切手』が必要なところもあれば、『切手のみ』必要な都道府県もあります。
ご自身の住所を書くこともお忘れなく。
『運転免許証』や『パスポート』のように顔写真付きの書類を求められることもありますし、住民票の写しでOKなところもあります。
提出を求められないところもあります。
少数派ではありますが、求められる都道府県もあります。
まとめ
- 初心者講習会の費用は各都道府県によってちがう。
- 狩猟免許試験の費用は初心者か経験者で変わる。
- 必要書類も各都道府県でちがう。
結局は『住んでる場所』や『受ける人の経験の有無』で変わります。
【都道府県別 狩猟免許に関する問合わせ先・申請先】に各種の詳しい情報が載ってますので、参考にしてください。
コメント
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